第１８話
浄土へ（最終回）
京の都へやっと戻ることのできた法然さま。しかし、年老いた身に長旅がひびいたのか、まもなく床に伏すように。そして、いよいよ往生の時が...。
第１８話
第１７話
長旅の途上で
四国へ向かう途中も、法然さまはお念仏のお教えを人々に説かれました。しかし、四国に着かれた法然さまに悲しい知らせが。
第１６話
四国へ流罪に
法然さまの教えが広まっていく一方で、比叡山や南都の宗派からおこる専修念仏停止の声。そんな中、ある事件で後鳥羽上皇の逆鱗に触れ、法然さまは四国へ流罪に。
第１５話
選択本願編仏集
摂政関白にもなった九条兼実は法然さまに深く帰依し、専修念仏の教えを文章にまとめてほしいと法然さまに依頼。そして著されたのが…。
第１４話
女性の救い
法然さまは男も女も分け隔てなく、お念仏を称えたすべての者が往生できると説かれました。その法然さまのもとに正如房より一通の手紙が。
第１３話
平等の念仏
法然さまにはたくさんのお弟子さんがおられたのですが、その中には強盗の頭をしていた耳四郎や詐欺師まがいの陰陽師であった阿波介などの悪人も。
第１２話
熊谷次郎直実
関東の荒武者といわれた熊谷次郎直実は、源平の合戦で不本意ながら平敦盛の首を討つことに。その後、法然さまを訪ねた直実が大泣きに泣いたそのわけは…。
第１１話
夢の善導
どんなに会いたくても絶対会うことのできない方に、法然さまはある時、夢の中で出会うことができました。夢の中で会えたその人の名は・・・。
第１０話
大原談義
大原の勝林院で行われた大原談義。名立たる学僧を相手に、理路整然とお念仏の教えを説かれた法然さまの名声は武士や貴族の間にまでも。
第９話
黒谷を出て
比叡山を離れ、西山の円照のもとへ。そこで専修念仏にいっそう確信をもたれた法然さまは、東山の吉水の地で人々にお念仏のみ教えを。
第８話
立教開宗
学問に学問を重ね、四十三歳になった法然さまは善導大師の『観経疏』の一文を読んで確信を持たれました。専修念仏こそ人々を救う教えなのだと。
第７話
社会勉強
源信の『往生要集』に説かれるお念仏の素晴らしさと清涼寺で知った民衆の切実な思いは、進むべき道に悩んでいた法然さまの大きな道標に。
第６話
まことの出家
学問と修行に専念するため比叡山黒谷の叡空の弟子に。そこで法然房源空の名を頂かれた法然さまは、時には師匠と論争することも。
第５話
勉強一途
比叡山で本格的に仏道修行に励むものの、ふつふつと湧いてくる疑問。「何か違う！」
第４話
別れと出発
父の遺言を守って選ばれた道は、比叡山にのぼり出家すること。お母様との別れの時が…。
第３話
故郷で
美作国（岡山県）に押領使の子として誕生された法然さま。この地で出家のきっかけとなる大事件が…。
第２話
武士の時代
法然さまがお生まれになった平安時代の末期は、貴族から武士へと権力が移っていく激動の時代でした。
第１話
白い道
場面は８００年前の京都東山の大谷。臨終間近の法然さまとそのお弟子さま達のお念仏の声が聞こえてきます。